「いい子」のクセが社会人になってもつづく理由
早坂亜希子式メソッド。
前回から、「いい子」のクセについてお話ししています。
※「頑張っているけど幸せを感じない」ループの原因について、幼少期のエピソードを交えてお伝えした前回の記事はこちら↓↓↓
わたしは社会人になり、会社で出世しようと一生懸命働いていました。
たくさんお世話になっている両親や期待をしてくれる上司のためにというモチベーションがあり、同期のなかで一番になるために誰よりも努力して仕事してきました。
最初はどんなにたいへんでも努力を重ね、やりがいを感じながら乗り越えてきました。
しかし、予算を大幅に達成したり、社長賞をもらったり、昇進しても。
なぜかモヤモヤしてきたり、燃え尽き感を感じてしまったりすることがありました。
起業したときも同じでした。
最初のスタートダッシュはエネルギッシュに障害を乗り越え、一定の成果をつくると、そこからステージアップするときに頑張っているけど燃えない。
このスパイラル、さかのぼると小さいころから繰り返している!!!
小さいころからやっていた「いい子」のクセは、ある程度までは頑張れても、突き抜けた成果にならずに、頑張ることを頑張っている状態がつづきます。
「失敗しないように」を手放せなかったわたしを変えた出来事
「いい子」の反対は「ダメな子」だと思っていました。
失敗してがっかりさせたり、幻滅させることが極端に嫌だったので、失敗しないようにするクセも強かったです。
弱みも見せないので、ひとりで悶々と悩んで、周りには心配かけないように演技をします。
このパターンは、恋愛も同じでした。
「いい彼女」でありたいがために、甘えられない。
このパターンを克服したきっかけは、
大きな失敗をして、自分自身にすごくうんざりしたことです。
うんざりしている現実は「いい子を手放せ」というサイン
目にみえる失敗もあれば、なにも良くならないという失敗もあります。
もういい加減イヤだ。
本当になんとかしないとマズイ。
いい加減うまくいかない現状を受け入れるレベルまでうんざりすると、あとは開き直るしかありません(笑)。
ごまかし続けても、現象は変わらない。
わかるフリをしてもわからない。
全員にいい顔を振りまいても良くなるのは実績ではなく気分だけ。
周りに助けを求め、素直に耳を傾けたことで拓けました。
わからないことは正直になり、失敗を覚悟しました。
いい人をやめて、人間関係の整理整頓をしました。
そしてがむしゃらに目標達成のみに集中すると、
全てから学べるように謙虚になりました。
失敗しても凹まなくなり面白くなりました。
一緒にいる人が変わり、雑音がなくなりました。
現状にうんざりしているは場合は、「いい子にならなくていい」「本当に幸せになるためにチャレンジしなさい」というサインです。
いままで「いい子」になろうと頑張っていた自分、おつかれまでした。
自分の幸せに貪欲になりましょう。
トラブルや心が動く出来事を通じて、優等生を手放すことを教えてくれたのだと思うと、すべてのことには意味があるなと感じています。
いつもありがとうございます。