スクラップ&ビルドは企業成長のために重要な戦略
早坂亜希子です。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて都市開発が行われています。
渋谷や大手町、日本橋、虎ノ門や品川など、複合商業施設や駅など、新スポットが続々誕生していくみたいで楽しみですね。
ビジネスシーンで「スクラップアンドビルド」という言葉がつかわれます。
スクラップアンドビルド(scrap and build)
老朽化したり陳腐化したりして物理的または機能的に古くなった施設を廃棄し、高能率な施設に積極的に開発していく。
企業成長のための重要な戦略のひとつです。
3階建てのマンションを、高層マンションのレベルまで大きく拡張していくときには、いまある建物の上に建てることはできません。
大きな施設や高層マンションを建築するときは、いちど更地に戻す必要があります。
わたしたち人間も、現状維持ではなくて変革レベルの成長を望んでいるなら、一旦、過去の考えや観念、過去につくってきたものを手放すタイミングが訪れます。
マンションを商業施設にするような未来開発をじぶんの人生でも起こさせるためには、新しい土台をつくることが必要になります。
変革する前は、過去につくったものを壊す出来事がある
更地にしたり手放すことは、一見すると、いままで積み上げてきたことがリセットされて無駄になってしまうのではないかと不安になります。
でも、絶対に失われないものがあります。
- その体験を通して得た気づきや学び
- 味わった感情を通じてつくられた自分の信念
- 失うことで感じた感謝の気持ち
目にみえないけど、つくり上げてきたものは財産であり、これから一気に飛躍するための大事な材料になります。
いままでの自分の経験があるからこそ、大きな飛躍と変革する自分を創り上げるときに、自分を信じてチャレンジすることができます。
うまくいかない出来事があったときは、つくってきたものが失うかもしない不安や怖れではなく、ここから飛躍するための前兆だと信じましょう。
不安や怖れはエゴとなり、せっかく良くなる前兆がうまくいかない現実に変化してしまいます。
いまこそ自分自身を信じるとき。
わたしたちの未来は明るいことは決まっています。
今日もベストを尽くしましょう。
いつもありがとうございます。