カリフォルニアのスターシェフのオリジナルレシピ
早坂亜希子です。
メリークリスマス。
23日は、丸の内にある素敵なレストラン「ADRIFT BY DAVID MYERS 」でディナーを食べました。
丸の内仲通りは、イルミネーションでとても綺麗でした。
フランス料理の一つ星シェフ、DAVID MYERS氏が手掛けるレストランです。
2010年にオープンして、2015年に恵比寿でも開店しています。
ロサンゼルスではイタリアンやカジュアルダイニングをオープンさせている世界を拠点に活躍している敏腕シェフです。
上から
生ハムの盛り合わせ
Tmato Salad,burrata cheese,smoked chili oil
(トマトとブラータチーズのサラダ、スモークチリオイル)
チリソースにはミョウガもアクセントになっていてがチーズとも合いました。
Grilled Kyoto Pork Loin,red mojo sauce
(京都豚のグリル、ホモソース)
お肉が柔らかくて甘い。
ソースはクミンが入っているので、タンドリーチキンのようにスパイシーで美味しかったです。
外国のような空間と、賑やかなオープンキッチン、インテリア、ゴールドのナイフとフォークやカラフルな食器、すべてがオシャレでした。
ワインから古代ローマ神話を学ぶ
食事と一緒に飲んだワインはこちらの「サングレ・デ・トロ」シリーズのシャルドネです。
香りがとても良く、甘みもしっかりあって、じっくり楽しめるワインでした。
2016 Gran Sangre de Toro,Chardonnay,Catalunya
(トレース・グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ)
「トレース」は、『キング・オブ・スペイン』と言われている最大手のワイナリーで、140年以上に渡り、ワインをつくり続けている老舗です。
このワインボトルには、チャームがついていて思わず集めたくなるぐらい可愛いですす。
このワインのチャームは、古代ローマ神話の酒神「バッカス」に由来する牛がシンボルになっているそうです。
陶酔・狂気・激情の神様、解放の神様であり豊穣の神といわれています。
バッカスは、ギリシャ神話ではロディオニュソスという名前です。
父親は太陽神ゼウスです。
母親はゼウスの妻ヘラではなく、人間の王女セレメです。
(ゼウスは人間の姿になるときは、イケメンだったそうで、セレメ姫と出会ったそうです。)
ヘラは嫉妬に狂い、セレメ姫にゼウスの太陽神の本性を見せることを望ませて、焼き殺してしまいます。
なんと、セレメ姫はバッカスを身ごもっていて、唯一残った子宮をゼウスが大切にしているうちに月が満ちてバッカスが誕生。
ニンフ達に預けて育てという誕生の物語です。
ヘラに追い出されたバックスは、ギリシャを追い出されてインドへ行き、至るところで葡萄の栽培方法やワインの作り方を教えたそうです。
ギリシャ悲劇など物語があるようです。
祭りの際にお酒に酔って狂気乱舞する人々がいるが、そんな所からディオニュソス的な性質として、などがあげらています。
お酒は気分をより解放させてくれるものですが、それが度を過ぎると、二日酔いや暴言など、翌日に後悔するものにもなりかねません。
素敵なお店で紹介してもらった美味しいワインから、古代ローマの勉強になりました。
いつもありがとうございます。