いますぐ「好き」と伝えたくなる話
あっこです。
これは少女漫画のような、本当にあったわたしの体験談です。
大学1年生のとき、学校の中庭でランチをしているイケメン集団がいました。
神尾葉子さん原作漫画『花より男子』の登場人物「花の4人組 (Flower four) 」、略してF4(エフ・フォー)のような、華がある御曹司たち。
そのなかでひと際輝いているイケメン先輩に、一目惚れをしたのです。
イケメンの所作1:身だしなみへの気遣いとスマートな仕草
当時のわたしはダイエットを頑張っていました。
憧れの先輩ができてからは、先輩にお近づきになることも目標に加わりました。
いつも、おしゃれで清潔感があるスタイル
先輩たちの周りに群がる女性は華やかでお金持ちそうでとても綺麗な方が多く、当時のわたしは自分とくらべて劣等感を感じ、凹むことも。
いつも「綺麗になってイケメン先輩と釣り合うようになるんだ」と頑張っていました。
イケメンの所作2:リアクションのスピードと優しさ、マメさ
数ヶ月しているうちに、なぜか先輩とよく目があうようになってきたのを感じ、いつも一緒にいる親友に相談。
すると、わたしがずっと先輩を凝視しているので目が合っているように見えたことが判明(笑)。
自分の自意識過剰さに軽くショックを受けつつ、屈せずに先輩を見つけては校内で尾行(笑)。
一目惚れしてから半年以上が経ち、好きな気持ちは変わらず。
思い切って友達になってもらおうと連絡先を交換することを決意しました。
中庭で声をかけて、
「N先輩!同じ学部の後輩であっこです。友達になってください!」
と連絡先を書いたメモを渡したときは、心臓が破裂しそうに緊張しました。
先輩は少し驚きながらも、「あ、教室で会うよね。僕は●●です。」
そして、その瞬間!
「これが俺の番号だよ。あっこ、よろしくね。」と1コール。
その場ですぐ着信をして番号を教えてくれるスピード。
もう完全にロックオンです(笑)。イケメンのうえにイケメンタル!
連絡先を交換してからは、学校で挨拶が堂々とできるようになりました。
先輩の取り巻きの女性たちの、「何あの子?」という厳しい目線にも耐えつつ、先輩との距離を近づけていったのでした。
友達とサークルを立ち上げたときも、設立条件が20名以上のメンバーが必要で、先輩に相談したところ、その場で友達に声をかけて名簿に書いてくれることになりました。
学園のF4全員がわたしのサークルメンバーに!
(ちなみに、活動は一度もしたことはありません(笑))
それからメールのやり取りだけでなく飲み会にも連れて行ってくれたり、電話も定期的にするようになっていったのです。
マメな方で、メールのキャッチボールも丁寧で楽しかったです。
イケメンの所作3:「ありがとう」と「ごめんなさい」を言葉で伝える誠実さ
あるとき一大決心をして電話で「好きです」と告白しました。
想像どおり、返事はNO。
結婚を前提に付き合っている彼女がいましたが、
付き合えないことに対する「ごめんなさい」と、わたしは可愛い妹のような存在で、想いに対して「ありがとう」と言われました。
その「ありがとう」と「ごめんなさい」がとても誠実で、振られているのに、やっぱり素敵だなと感激。
あげまん男性は、女性の魅力を上げる
先輩から、多くのことを教えてもらいました。
男性は、ルックスだけじゃなくて所作からもイケメンが滲み出る。
たくさんの勇気と、人を好きになることの楽しさ 。
女性としても外見、内面の両方を磨こうとやる気にさせてくれる
結果としてうまくいかなかった恋ですが、先輩を好きになったことで、女度がアップし、魅力が上がりました。
まさに、先輩は「あげまん」男性です。
素敵な恋愛をして魅力を上げていきましょう。
いつもありがとうございます。