職場でも、仕事仲間に対しても「あげまん」になろう
早坂亜希子です。
前回のあげまんの話*がスタッフや友人から反響が多かったので、今回は仕事での「あげまん」について書きます。
*「愛されるあげまん」になる秘訣が詰まった話はこちら!
わたしがここで表現する「あげまん」は、男女の関係だけでなく、人を上げる人だという意味でお伝えしますね。
チームの中に、「あげまん」がいると、仕事のやりとりも前進し、職場の雰囲気もよくなります。
「察してちゃん♀」や「言ってクレ男くん♂」はコミュニケーションで戦ってしまい「さげまん」になる
人間関係で、相手を上げる人は「コミュニケーション上手」です。
職場や組織でのさげまんは、どういったものでしょうか。
さげまんの口ぐせは
「わたしのこと(もしくはわたしの状況や気持ち)を察してよ」。
「俺(もしくは俺の考え)をわかってくれよ」。
パートナーもさげまんだと、わかってちゃんとくれくれ君同士でを相撲を取っているので、お互いに勝負がつくまで文句を言いあっては対立しまう。
いい人間関係を築き、幸せになるために一緒に活動しているのに、いつのまにか自分ことをわかってもらうことに勝負してエネルギーをつかってはもったいないです。
コミュニケーション不足は自分のどこからくるものなのか?
コミュニケーションがうまくいかない原因のひとつに「ことば不足」、があると思います。
仕事をスタートしたときは、お互いに尊重しつつも、意見を出し合いながらコミュニケーションをとっています。
しかし、つき合いが長くなると、衝突が起こったり、誤解を生じたりして、相手にイライラしたり悲しくなったりすることがあるとしたら、下記が原因かもしれません。
1.「慣れ」や「甘え」
慣れとは当たり前と思うこと。
「当たり前」は、感謝の反対のことばともいわれます。
一緒にいて当たり前、やってもらって当たり前と思っていませんか。
察してほしいと思いながらも自分の気持ちを伝えない。
そして自分の思い通りにならないと、拗ね(すね)たり、後になって自分の考えが正しかったと正当化します。
赤ちゃんか。
まだ赤ちゃんのほうが素直に自己主張してるかも。
2.向き合うことの怖れや逃避
察してほしいという気持ちが強いと、自分の気持ちを理解してくれないという見捨てられた気持ちになる人がいます。
人間関係のなかで優劣を感じていると、どうせ相手に伝えてもわかってくれないのではないか、という前提になり、自分の存在価値を低くみてしまいがちです。
人は価値観が異なります。
異なるから幅が広がるし刺激を受けます。
だからこそわかちあいが必要なのに、自分から遠ざけてしまいがち。
「どうせどうせ」って言って構ってくれるのは若いうちだけ。
3.「いい人」になろうと我慢する
弱い自分を知られたくない、傷つきたくない。
だからいい人になろうとする。
本当は自分の気持ちを伝えることでどう思われるのかを気にしています。
我慢をしつづけていると、いつか溜め込んだ感情が爆発するのも時間の問題です。
空気を読み過ぎていい人になっても、空気のように印象がなく影響力がありません。
それではいい仕事ができません。
仕事も恋愛も同じクセをやってしまっているかもしれません。
わたしもついやりがちなクセを変えます。
いつもありがとうございます。